NY在住、大江千里氏の身勝手なワクチン接種
現在、ニューヨークでは、65歳以上、医療機関、教育関係を先頭に、警察官、消防士、タクシードライバーの他、公共機関、飲食、スーパーや小売店の関係者のみを対象に、接種を優先しています。皆さん、コミュニティーに大きく貢献している、若しくは自らの命を張っている方々ばかりです。今日現在、大学病院のベテラン医師であっても、未だ接種待ちのドクターもいらっしゃいます。大変驚きます。
しかし今回、大江千里氏の記事を読み、不可解に思ったのが、本人は65歳にも満たない60歳の身でありながら、しかもアメリカではむろん無名であり、ミュージシャンというだけのステイタスでありながら、正月早々、一月初めに接種ができたという、大変理不尽な事実です。三月を間もなく迎える現時点で、まだ全米人口の6%(!)しか、第一の接種のみだけ受けているだけと言うのにです。
ニューヨーク市長のデブラジオ氏(59歳)さえ、自らを一般市民と同様扱いし、未だ順番がくるまで接種を決して受けないと宣言していると言うのに、全くの無関係者である、この大江氏が、平然と羞恥心もなく、我こそはとワクチンを受けたことに大変驚きます。それも記事にまでして、小遣いまで稼ぎ、いい気になっている。観光客のようなノリで経験をダラダラとつづり、しょうもないかまってちゃんをアピール。又、自分さえ助かればいいというこの図々しい身勝手さに大変ショックを受けます。心臓です。生に対する執着心が見苦しい。又、同じ日本人として恥ずかしく、大変残念に思います。
Y!ニュースの大江氏当人の記事と、ファン達のトンチンカンでありながら、優しいコメントが印象的です。
多くの方々が命を落としています。多くの方々が命をかけて仕事をしています。前線で働く人間は、自らの命をロシアンルーレットにかけているようなものです。彼らは皆、私たちの生活を守ってくれているニューヨークカー達です。そういう方々たちこそ、優遇され、接種を受ける権利があるのではないでしょうか?我こそはと接種を早々と受け、記事まで書いていい気になっている、この60歳の無関係者に大きな疑問が残ります。