6/12 日本を外から学ぶ学習会 「人権保護制度のバロメーター:日本の入管問題」 @ZOOM開催

2021/05/29 17:18:17
タイプ
イベント
名前
松下真菜
メールアドレス

みなさんこんにちは。
「日本を外から学ぶ学習会」スタッフの松下と申します。
6月12日(土)に開かれる学習会まで2週間をきりました。
再度告知させていただきます。

今回のゲスト講師は児玉晃一弁護士です。(プロフィールは下記に記載)

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【テーマ】人権保護制度のバロメーター:日本の入管問題

【日時】 2021 年6月12日(土)
日本時間 19:00-21:30 英国時間 11:00-13:30

【会場】 ZOOM 開催 (使用言語は日本語)
★当日参加できない方も、期間限定でアーカイブ視聴可能です。

【参加費】 400 円(活動費と講師へのギフト代+送料に充てさせていただきます)
※決済は日本円でおこないます。あらかじめご了承ください。
※生活保護を受給されている方は無料に致します。別途ご連絡ください。

【懇親会】 講演後、懇親会をオンラインで実施致します。是非ご参加ください。

【申し込みフォーム】 URL: https://peatix.com/event/1884823
(チケット購入には peatix というチケット販売サイトの無料アカウント作成が必要となります)
※peatix からチケットを購入する以外に、銀行口座振込でもお申し込み・参加費の支払いが可能です。
その場合こちらの URL(https://forms.gle/pdCWxrzefGMWhTWC6)からお申し込みください

【お申し込みに関する注意事項】
・事前にメールにて会の詳細についてお知らせする必要があるため、チケット販売終了日時を【日本時間 6 月 12 日 6:00 /イギリス時間 6 月 11 日 22:00】に設定させていただいております。ご了承ください。
・お申し込みされた方にメールで本番 2-3 日前に zoom のリンクをお送りいたします。もし 2 日前にも関わらず zoom リンクを含めたメールを受け取れないようでしたら、すぐに運営事務局までご連絡ください。
・運営の関係上、お 1 人様 1 チケットの購入をお願いしております。複数枚のチケット購入をご希望の方は、運営事務局までご連絡ください。

【内容】
今年 3 月、スリランカ女性が名古屋の外国人収容所で適切な医療処置を受けないまま放置され死亡しました。2019 年 1 月には、すでに 3 年近く収容されていたトルコ出身のクルド人男性が入管職員数名から暴行を受け、その様子をとらえた監視カメラの動画が公開され多くの人に衝撃を与えました。また長崎県の大村入管に収容されていたナイジェリア人男性が、仮放免を求めてハンガーストライキを続け餓死したという事件もありました。2007 年から 2021 年に入管施設でおきた死亡事件は 17 人に上り、そのうち 5 人が自殺です。

次々に明らかになる日本の入管問題に対し、国連人権機関は度重なる勧告を日本政府に与えてきました。もっとも最近では今年 4 月に 4 つものテーマの特別報告者が政府の入管法改定草案に懸念を示す書簡を公開しています。法案は一旦取り下げられましたが、課題は山積しています。入管施設という閉ざされた空間での外国人の人権を守らない国が、女性、生活困窮者、子ども、障害者などの人権を大切にするでしょうか?これはすべての人に関係する問題だといえます。

今回の学習会では、20 年以上日本の入管問題に取り組んでこられた児玉晃一弁護士にお話しいただきます。児玉弁護士はイギリスにもこれまで 2 回視察に来られて、同志と「全件収容主義と闘う弁護士の会―ハマースミスの誓い」を設立されました。イギリスとの比較のお話も伺います。

質疑応答の後、藤田早苗氏から「留学中に行ってみようリスト」の続編もあります。

【講師紹介】
児玉晃一(弁護士)
早稲田大学法学部卒業。東京弁護士会外国人の権利に関する委員会委員、全国難民弁護団連絡会議世話人などを歴任。「全件収容主義と闘う弁護士の会―ハマースミスの誓い」代表。著書に『難民判例集』(2004 年、現代人文社)、共著に『コメンタール 出入国管理及び難民認定法 2012』(2012 年、現代人文社)、『移民社会 20 の提案』(2019 年、移住者と連帯する全国ネットワーク)など。

記事No. 12033

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