2022年4月二水会のお知らせ
日時:4月13日(水)午後8時より
演題:オペラハウスは楽しい
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom:皆様のご自宅でご参加いただけます)
<イントロダクション>
日本で本格的なオペラが紹介されたのは1956年から1976年までの間に8回にわたって行われたNHK招聘によるイタリアオペラ団の公演でした。黄金のトランペットとあだ名されたマリオ・デル・モナコ、天使の歌声レナータ・テバルディ、のちに3大テノールとなるホセ・カレーラス、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴも参加していたのです。初めて聴く世界的なオペラ歌手の生の声に観客は度肝を抜かれました。指揮者、演出家は主にイタリア人、オーケストラはNHK交響楽団、コーラスは既存の合唱団や音大の学生たちで構成されました。現在 日本の音楽界の指導者たちの中にははこの時のイタリアオペラ団に出会ったのがきっかけとなった方が多いのです。
オペラって敷居が高いわと敬遠されるかもしれません。その理由は チケットが高い、おまけに入手しにくい、上演時間が長い、何を歌っているのかわからない、何を着て行っていいのかわからない・・いろいろな理由があると思いますが、コヴェントガーデンのロイヤルオペラハウスに出かけてみると客席は老若男女あまり着飾ったお客さんは見当たりません。ジーパン姿も珍しくありません。高いチケットを買わなくても大丈夫。出演歌手は超有名歌手から前途有望な新人歌手までさまざまです。オーケストラはバツグン!
音楽の都はウィーンとされていますが、ロンドンも決して引けはとりません。そしてイギリスの夏の風物詩はグラインボーンに代表されるカントリーハウスオペラです。ロンドン郊外の広大な敷地のなかにあるカントリーハウスでのオペラは世界に類を見ないものです。ロイヤルオペラ、イングリッシュ・ナショナル・オペラをはじめとして代表的なカントリーハウスオペラをご紹介します。
講師:フォガティ洋子様
(写真はプラシド・ドミンゴと共に)
<プロファイル>
1973年よりロンドン在。高校在学中は音楽大学進学を目指していたが、あえなく挫折。ロンドンでアルバイト中に同じビル内にあったAP通信社のおじいさんにオペラの楽しみを教わり以来どっぷりはまり込む。当時は天井桟敷席は正面入り口からは入れず、脇の木戸口のようなところから100段ちかいコンクリートの階段を上らなければならなかった。字幕もなかった。チケットは2ポンドだった。
クラシック音楽エージェントに誘われオペラハウス日本公演の企画に参加する。クラシック音楽専門誌音楽現代、モーストリー・クラシックにロンドン通信、家庭画報、音楽の友、3大テノールコンサートなどに寄稿。1999年よりロンドン・朝日カルチャーセンターにて「肩の凝らないオペラ入門」開講。朝日カルチャーセンターの閉鎖に伴い、日本クラブにて同講座を続ける。コロナ禍のためズームで講座を続行中。
<参加申し込み>
下記のリンク先よりお申し込みください。(100名まで)
https://forms.gle/MY31wxVLFyFP1rT7A
<注意事項>
1. 申し込みをして、当日参加されない(できない)方がいらっしゃいます。100名という人数制限がありますので、参加できるかどうかわからない場合には、申し込みフォームでその旨ご回答をお願いします。
2. 参加申し込みを行うと、すぐに受け付け完了の自動メールが届きます。届かない場合には、迷惑メールボックスに分類されているか、メールアドレスが間違っていると考えられます。迷惑メールボックスをご確認いただき、見当たらない場合にはメールアドレスの入力に注意して、再度お申し込みください。
3. 申し込み時に登録いただいたメールアドレスに、開催3日前になりましたら、Zoomへのアクセス方法をご案内する予定です。開催前日までに届かない場合は、迷惑メールに分類されていないかご確認ください。見つからない場合には、nisuikaijapanassociation@gmail.com(二水会専用アドレス)までご連絡ください。
4.各種イベント参加者へのお願い:イベント参加中に起きた怪我・事故は自己責任において処理され、主催者の責任ではないことをご了承ください。
5. 講演中は、サービス向上のために録画を行わせていただきます。
二水会幹事 伊東敬行
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