2月25日 26日 和楽器と映像の注目されているイベントです。
古典とアヴァンギャルドの融合
幽玄イズム:イギリス出身のプロデューサー/サウンド・アーティスト、ヴェリティー・レーンのプロデュースによる、”幽玄”(ジャパニーズ・サブライム)をアニメーションとサウンドスケープ(音風景)で創り上げる新しく斬新な音楽とアニメーションのプロジェクト。3名の映像作家そして日本舞踊家とのコラボレーションにより、日本の古典音楽という型にはまらない、4つの「音のインスタレーション」を創り上げる。世界で活躍するイギリスそして日本のアーティストたちが、ライヴの音楽パフォーマンス、視覚芸術、そして朗読によりこのプロジェクトを質の高いものにする。
暗闇と神秘を抱いて。
本来の解釈においての幽玄を体験し、そして神秘的な音の風景に身を浸して。
イベントのトレーラーです。
https://vimeo.com/203705594
Day 1
日時:25th February 2017
会場:T Chance 399 High Rd, London, N17 6QN
開演時間:19:00
チケット:£6-£8 www.eventbrite.co.uk/e/yugenism-animated-soundscapes-of-the-japanese-sublime-tickets-31004527376?aff=ehomecard
http://tchances.creaturesound.com/index.php/event/yugenism-animated-soundscapes-of-the-japanese-sublime/?instance_id=133
トッテナム地域一の日本カフェ「スシヘッズ」より、本格的な日本料理を手ごろな価格で提供いたします。
https://www.facebook.com/SushiHeads/
Day 2
日時:26th February 2017
会場:Cafe Oto, 18-22 Ashwin Street, Dalston E8 3DL
開演時間:19:30
チケット:£6/£8/£10
Cafe Otoの公式ホームページよりチケットをお買い求めいただけます。
www.cafeoto.co.uk/events/yugenism/
プロジェクト参加アーティスト:
パフォーマー
竹澤悦子 (琴/東京都在住)、石川高 (笙)/東京都在住)、麻生花帆 (日本伝統舞踊)、リアム・ノーブル (ピアノ)、小村智子 (語り)、クライヴ・ベル (尺八)
アニメーター(映像作家)
ローウェン・オーブリエン、バリー・オーブリエン、エティエンヌ・イヴ
絵画
「トッテナム・サウンドスケープス」常在アーティスト:クリストファー・レーン
幽玄イズム:イントロ
起源
日本の「幽玄」に由来する
幽玄とは:伝統的な日本の美学であり、しばしば「暗く神秘的」なもの、もしくは単にジャパニーズ・サブライム(幽玄)として捉えられる(ヴェリティー・レーンの解釈による)。日本の能舞台と類義の芸術的美学である。
「幽玄イズム」という言葉に関し多方面に渡る調査をした後、レーンは日本の芸術家岡田謙三氏が、奇しくも同様のフレーズ「幽玄イズム」を20世紀に使用していたことを知る。(レーン自身の幽玄イズムのアイデアはオリジナルのものであり、岡田氏の幽玄イズムを知ったのは、今回のプロジェクトのコンセプトが固まった後のことである。)
幽玄イズム:ヴェリティー・レーン主導によるムーヴメント
• 前衛的なムーヴメントにより、幽玄に対する新たな芸術的解釈を探求。
• 芸術本来の伝統に忠実でありながら、先鋭的で独創的な要素を盛り込み、その概念を発展させ新しいものにしていく。
独創的結果
• メランコリック、神秘、暗闇、崇高、超越、計画的なもの(詩と物語を元に)、洗練、無常
型にはまらない、”幽玄”に対する芸術的解釈
日本楽器と西洋楽器のために書かれた新曲4曲を、このプロジェクトのために制作された映像作品、そして日本の伝統舞踊と共にご鑑賞いただきます。使用楽器は、琴、笙、尺八と、ピアノそしてオルガンとなっています。各楽曲は、詩及び日本の民話を元に制作されています。聴衆の皆様に、それを音と視覚芸術で感じていただきたいと思います。
今回の音楽と映像プロジェクトで、独創性と革新的アイデアによって幽玄(ジャパニーズ・サブライム)の魅力を発信していきます。