【5/11 日本を外から学ぶ学習会@ロンドン大学SOAS】

2019/05/02 18:09:07
タイプ
イベント
名前
enomoto
メールアドレス
最寄駅
Russell Square
住所
教室番号KLT, SOAS, University of London, Torrington Square, Bloomsbury, London WC1H 0XG

こんにちは、UCLの榎本と申します。

開催を来週末に控え、改めてのご連絡です。みなさま、ふるってお越しください!

毎年数回開催している今学習会ですが、今回は日本のマイノリティーをトピックにしています。 日本から離れて住んでいるからこそ、日本にあるマイノリティーの問題について深く知ってみませんか?講師のお二方が専門的な知識を踏まえて詳しく解説してくださいます。

学部生・院生・社会人問わず、多くの方にとって大変に興味深い内容だと思いますので、ぜひご参加ください!お待ちしております。
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☆テーマ:「日本のマイノリティーについて」

☆日時:5/11(土)pm1:00-4:00ごろ

☆場所:教室番号KLT, SOAS, University of London, Torrington Square, Bloomsbury, London WC1H 0XG

☆参加費:無料ですが、当日講師の方へのお礼と運営費のために少額のカンパを募ります。
(また学習会終了後、近くのカフェで懇親会を設けます。)

☆お申し込み:http://bit.ly/2U6FsGd 

☆連絡先:japan.london.studygroup@gmail.com

☆内容:
イギリスに留学していると、様々な「マイノリティー」について知り学ぶ機会が多いと思います。では私たちは日本のマイノリティーについてはどれくらい理解しているでしょうか?日本にも様々なマイノリティーの問題がありますが、今回の学習会では特に在日コリアンと被差別部落の問題について学びます。
前半は在日コリアンの具弁護士にお話しいただきます。具さんは京都の朝鮮学校に対する在特会によるヘイト事件の弁護団としても活躍され、昨年はNYUで今年はEssex大学の人権コースに在籍して学ばれ、国際人権基準からこの問題を語れる第一人者です。歴史的背景やヘイトに関する日本と欧米との法律の比較などお話しいただきます。また後半は現在SOASにて在外研究中の國學院大學の大西祥惠先生に被差別部落の問題についてお話しいただきます。長年この問題を研究されてきた専門家で、部落問題の歴史に加え、被差別部落の就業構造の変化など現代の問題もお話しいただきます。

☆講師紹介:
具良鈺(く りゃんおく)大阪市立大学法学部卒業。同大学ロースクール修了、2009年弁護士登録(大阪)。ニューヨーク大学ロースクール客員研究員(2017年)を経て現在エセックス大学国際人権法LLM在学中。京都朝鮮第一初級学校に対する在特会によるヘイト事件弁護団を務める。大阪弁護士会子どもの権利委員会、刑事弁護委員会、ヘイト特別委員会、在日コリアン弁護士協会(LAZAK)会員。主要出版物;「ヘイトスピーチと京都地裁判決」(大阪弁護士会発行『月刊大阪弁護士会』)108号(2013年) 大阪弁護士会発行、ヘイトスピーチはどこまで規制できるか』(共著)影書房(2016年)「弁護団活動とクラウドファンディング」法学セミナー2018年12月号(767巻)など。

大西祥惠(おおにしよしえ)國學院大學経済学部教員。現在SOAS在外研究員。大阪市立大学大学院経済学研究科にて博士課程修了。労働市場で不利な立場の人々が直面する諸問題を研究。戦後日本における被差別部落の就業構造の変化、社会政策としての同和対策事業、日雇労働者の実態と政策、無料職業紹介事業に関する研究など。主要出版物「佐賀における貧困、生活困窮対策についての一考察:社会的排除とワークフェア」, 『佐賀部落解放研究所紀要』, 第三十三号(2016年), 佐賀部落解放研究所、「ターゲット型施策に関する一考察:地方自治体による無料職業紹介事業を事例として, 国学院経済学, 第65巻第2号(2016年)、国学院大学経済学会など。

記事No. 8166

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