【8/3 日本を外から学ぶ学習会@ロンドン大学SOAS】
みなさんこんにちは、UCLに在籍しております、榎本と申します。
さて、年に数回行っている本学習会ですが、今回は「沖縄県民投票と日本のあり方」と題しまして、米軍普天間飛行場の移設問題を取り巻く状況について掘り下げていきます。講師として今回の県民投票に祭し大きな役割を担った「辺野古」県民投票の会設立・代表を勤めた元山仁士郎さんをお迎えし、県民投票に関するお話だけでなく、ご自身の大学院でのご専門である沖縄と日米外交の視点も含めてご説明いただきます。
元山さんご本人にお話を伺えるとても貴重な機会と存じますので、皆様ぜひふるってご参加くださいね!学生、主婦、社会人、ワーホリの方、どなたでも大歓迎です。お待ちしております。
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☆テーマ:「沖縄県民投票と日本のあり方」
☆日時:8/3(土)pm1:00-4:00ごろ
☆場所:SOAS University of London 教室番号DLT (10 Thornhaugh St, Bloomsbury, London, WC1H 0XG)
☆参加費:無料ですが、当日講師の方へのお礼と運営費のために少額のカンパを募ります。
(また学習会終了後、近くのカフェで懇親会を設けます。)
☆お申し込み:http://bit.ly/2RYpnmD
☆連絡先:japan.london.studygroup@gmail.com
☆内容:
2019年2月24日、国が計画する米軍普天間飛行場の代替施設建設のため、名護市辺野古で進む埋め立てへの賛否を問う県民投票が行われました。そこで示された「民意」は圧倒的な「埋め立て反対」でしたが、それにもかかわらず、現在も建設工事は進んでいます。日本の国土面積のわずか0.6%にもかかわらず、在日米軍専用施設の70%以上が置かれている沖縄。その問題は、国連人権機関でも取り上げられ、勧告が与えられてきました。
今回の学習会では、県民投票で大きな役割を担った「辺野古」県民投票の会を設立し、同会の代表を勤めた元山仁士郎さんにスカイプで登壇していただきます。県民投票に関わるお話に加え、大学院で研究されている、沖縄と日米外交の問題を歴史的視点も踏まえて説明していただく予定です。
また人権理事会での故翁長知事による人権理事会のスピーチや記者会見(2015年)、山城博治氏のスピーチやサイドイベント(2017年)などに参加してきたエセックス大学の藤田早苗さんに国連人権機関における沖縄の議論についてご紹介いただきます。
☆講氏紹介:
縄県宜野湾市出身。国際基督教大学卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程に在学し、日米外交史を研究。2018年4月「辺野古」県民投票の会を設立して、同会の代表に就任。署名活動等により条例制定を直接請求し、2019年2月24日に行われた沖縄県民投票の実現にあたった。その際、参加を拒否する4市に対してハンガーストライキを行って抗議し、海外メディアでも広く取り上げられる。ICU在学中SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)や、SEALDs RYUKYUの設立に参画。2016年度には、新外交イニシアティブでスタッフを務める。
参考記事 CNN https://edition.cnn.com/2019/02/28/asia/okinawa-base-referendum-intl/index.html