11/23 日本を外から学ぶ学習会@SOAS, University of London
はじめまして、学習会スタッフの鈴木と申します。
以下では、11/23に同大学で行われます「日本を外から学ぶ学習会」についてのお知らせをさせていただきたいと思います。参加される方は下記フォームからお申し込み下さい。
http://bit.ly/2muLBRt
今回のゲスト講師は、森友問題のスクープで一躍有名になった、元NHK記者の相澤冬樹さんです。
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・テーマ:「日本のメディアの独立性:NHKは?国連は?」
・日時:11月23日(土) 13:00-16:00頃
・場所: SOAS, University of London, 教室番号SALT Paul Webley Wing, North Block, Torrington Square, London WC1E 7HX
・参加無料(運営費と講師の方へのギフトなどのために少額のカンパを募ります。また閉会後、希望者で懇親会を開催する予定です。)
・申込フォーム: http://bit.ly/2muLBRt
・懇親会の場所:Pret A Manger 40 Bernard St, Bloomsbury, London WC1N 1LE
https://goo.gl/maps/MsUKZ2quxzy
・連絡先:
japan.london.studygroup@gmail.com
・内容:
2016年4月に表現の自由に関する国連特別報告者デビット・ケイ氏が日本を公式訪問し、「日本メディアの独立性に重大な危機がある」という報告書をまとめました。それに対して日本政府は、「不正確な情報に基づいている」「遺憾である」と、勧告には耳を傾けません。日本のメディアの独立性には、ガーディアンやエコノミストなど海外メディアでも取り上げられるに至っています。
特にNHKは近年政府批判を避ける様になったと指摘されていますが、今回の学習会では森友問題をスクープしたことでNHKを辞職することになった相澤冬樹さんにご登壇いただきます。「若い世代に話をしたい」という強いご希望で、本学習会のために渡英を計画されており、ご自身の経験を踏まえて、メディアの独立性の問題についてお話していただきます。
また、デビット・ケイ氏の日本訪問の実現に尽力し、調査にも協力してその後の国連への情報提供を続けている藤田早苗氏により、国連人権機関による日本の報道の自由に関する勧告や、ジャーナリストの安全に関する国際的な動きを紹介していただきます。そして藤田氏からは「留学中に行ってみよう」リストの紹介もあります。戦争や民主化への戦いの歴史を学ぶことのできる欧州の多くに場所について、ご自分で歩いて見てきた経験に基づくご紹介です。
・講師:
相澤冬樹氏
大阪日日新聞社(新日本海新聞社)論説委員・記者。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。山口放送局、神戸放送局、東京報道局社会部記者、徳島放送局ニュースデスク、大阪放送局(大阪府警キャップ)、BSニュース制作担当などを経て、2012年大阪放送局に戻り、2016年司法キャップとなる。2018年、森友事件の取材の最中に記者職を解かれNHKを退職。著書に『安倍官邸 vs. NHK』
藤田早苗氏
エセックス大学ヒューマンライツセンターフェロー。本学習会を2015年に立ち上げる。名古屋大学大学院修了後、エセックス大学にて国際人権法学修士号、博士号取得。エセックス大学で研究・教育に従事する傍ら、18年間にわたり国連人権機関の活動にも関わってきた。秘密保護法案や共謀罪法案を英訳して国連に情報提供し、デビッド・ケイ国連特別報告者による日本の表現の自由に関する調査の実現に尽力し協力。
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