ギャラリーアシスタント／ロンドンにある日本美術画廊／グラフィックデザイナー

Mixbの他Indeedにも度々広告が掲載されている。社名はJapanese GalleryあるいはEzen Designs(Ezen)だが、この2つは同じ会社。「ギャラリーアシスタント募集」「ロンドンにある日本美術画廊」「Graphic Designer グラフィックデザイナー 募集」というタイトルで投稿されているすべての会社は同じ。

最低賃金以下の給与（あるいは無給労働）、労働時間は午前8時30分から午後20時〜21時頃まで。表向きの営業時間は9時から18時となっているものの、時間外労働をするよう強いプレッシャーをかけられる。
営業時間中は店舗の外に出ることを禁止され（コーヒーを買いに行くことすら許されず、ランチの調達を昼休みにすることもできない）、休憩をデスク以外でとることは許されない。食事中であっても常に接客することが必須とされる。

社会保障は皆無、給与は口約束で支払い方や支給額がコロコロと変わり、税務署から足がつかないよう正規の給与明細も発行されない。年金はもちろん、P45などのレターも存在せず、当然ビザサポートが行われることも絶対にない。ヨーロピアン含む現地の人も度々採用しているが、さすがに日本人ほどひどい条件で使い捨てにはできないと自覚しているらしく、彼らには日本人よりわずかに高い給与（17K〜19K）を支払う傾向がある。しかし、長時間の勤務やハラスメントについては日本人同様に強制しているため、どのような国籍であっても長く勤務する人間はいない。そのため、MixBにもIndeedにも繰り返し求人を載せなければならない自転車操業である。

給与交渉や退職の相談をすると、「オーナーである私はもっと低い給与で勤務している」「レファレンスレターを書かない」「業界に貴方の悪い噂を流す」などと脅される。職場内に強いパワーハラスメントがあるため、過去には精神的な苦痛から就業できなくなってしまった方もいる。
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