1月23日(火)ビクトリア&アルバート博物館 ハイライトツアー🏰二種の解説ツアー
2024年1月23日(火曜日)
ビクトリア&アルバート博物館
公認ガイドの解説ツアー
大学で美術を専攻したベテラン英国公認ガイドの解説で世界史、美術史を背景に、工芸美術館には欠かせない素材や各技巧についても分かりやすく解説いたします。
午前中はハイライトツアー、午後は素材解説やマニアックな選択も交えて、意外にもV&Aが所蔵するイギリス・フランスの名作絵画をご紹介します。
参加費用
午前ツアー 大人£20
午後ツアー 大人£25
午前・午後両方ご参加の方は£35
入館は無料です。
集合時刻
各ツアーごとの開始時刻をご覧ください。
集合場所はクロムウェルロード側出入口
ロビー(中央のインフォメーションデスク
左脇のベンチ付近)
1851年、ロンドンのハイドパークでは世界最初の『万国博覧会』が開催されました。
5か月に及んだイベントには巨大なガラスと鉄骨のパヴィリオンが建設され、
そこに集められたのは世界の隅々からもたらされた物産の数々。
英国からは産業革命発祥の地にふさわしい発明品と並んで、高度な技術で
造られた美術工芸品が人々の人気を集めました。
大英帝国の威信をかけたイベントから程なくして、それら実用品や工芸品を集めた
博物館が設置されます。
現在の場所、現在の名前で工芸博物館ができて早120年余り。
新たな美術コレクションが加わって、博物館は美術館として生まれ変わりました。
そう、ここにはルネサンスの巨匠ラファエルの直筆のみならず、コンスタブルやターナーの名画、19世紀画壇の大御所
レイトンの超大作、ラファエル前派の作品まで集めた立派な美術館でもあります。
人気の高いウイリアム・モリスはこの美術館の芸術アドバイザーでした。
彼の一押しで購入したお宝とは⁈
今回のツアーでは午前中に所謂ハイライトツアーのように館内を幅広く、
世界の国や宗教、歴史に重点を置いた解説をしながら当博物館の代表的な逸品をご紹介します。
午後のツアーでは、過去数年間に開催した現地ツアー、オンライン講座と関連付けて
普通のツアーではご案内しない部分に焦点を当ててご案内しようと思います。
ガラスなど素材別のギャラリーもご紹介します。
この先どこの博物館を訪れても鑑賞する際役に立つ解説です。
もちろん、初めて参加される方、初めてこの博物館を訪問される方も大歓迎です。
【午前ツアー】
午前10時30分~12時30分
予定内容 (見学箇所、順番は変更になることがあります。)
①初期キリスト教工芸美術からルネッサンス彫刻、キャストギャラリーでヨーロッパ旅行気分に!
次回イタリア、スペイン、フランス旅行されるのに予行演習にも?
②ラファエロの貴重な「カートゥーン」
その価値とタピストリーについて学びます。
③イスラム美術 宗教、素材と技術
④ムガール帝国の宝と英領植民地インド
⑤ファッション 今昔物語
⑥ブリティッシュギャラリー・パート1
トリジャーノ彫刻、ウェアーのベッド、エリザベスのミニチュアジュエルなどを更に深く鑑賞。
⑦宝飾品 眩いジュエリーの歴史と転換
ランチタイムは「世界初の博物館内レストラン」でご一緒いたしましょう。
モリスかイソップ寓話のポインター、絢爛豪華なギャンブル、どれがよいですか?
(全部レストラン内装飾デザイナーの名前です。)
【午後ツアー】
午後1時30分~3時30分
(途中小休憩可)
午後4時~5時20分
予定内容(時間配分、見学箇所、順番は変更になることがあります。)
①19世紀フランス・英国絵画
コンスタブル、ターナー、ラファエル前派など
②タピストリー
③レイトン壁画
④ミニアチュア
⑤知られざるベアトリクス・ポター
⑥銀とガラス工芸
⑦ギルバート・コレクション
⑧ブリティッシュギャラリー パート2
貴族館の音楽室、紅茶の歴史、ホガースの「娼婦一代記」、大博覧会、
アーツクラフツトモリス商会など。
⑧ヨーロッパギャラリーでフランス、イタリアなどの美術工芸の発展をたどります。
お問い合わせ、お申し込みはガイドのメールアドレスにお願いします。
shiodamami@gamil.com
同ガイドによるその他のツアー詳細はウェブサイトにてご覧いただけます。
https://mmshioda.wixsite.com/website