Sponsorship Licence と Skilled Worker ビザ
最近、問い合わせを受けまして、Sponsorship Licence と、Skilled Worker ビザを、同じ人が申請できますか、という内容でした。
なんでも、これから、事業を中心にされたいので、現在の配偶者ビザでも仕事はできるけど、Skilled Worker ビザに切り替えたい、と言われました。
私は、切り替えられます、と答えましたが、上記のように、そのあと、スポンサーシップ ライセンスを、自分で申請・取得して、そのあと、Skilled Worker ビザを、自分のために申請します、との問い合わせでしたので、私は、それは、ホームオフィスの主旨と違います、とお答えしました。
現実的には、他の人を立てて、書類をそろえれば、Sponsorship Licence は、取得できないことはないし、Skilled Worker ビザも、同じように、出来ないことはないかもしれません。
まあ、それをするだけでも、大変な時間と労力を必要とするはずです。その大変な経緯を、成功しました、とブログに掲載されている内容を送っていただいて、その大変さと用意周到さに、少し、びっくりしました。
その成功例をもとに、私に、問い合わせしてこられました。
私の返答メールを、下記に記します。
「成功された方にとっては、ご自身で、すべてやり通した結果を報告された旨、伝わってきます。
準備と作業が、大変だったと推測されます。
一つ気になるのが、法律のことは、よく、ご存じない上で、手続きをされた、ということです。
ズームで、少し、お話しさせていただいたように、Skilled Worker ビザを申請する人は、Sponsorである雇用主にお願いして、費用を折半などして、申請するのが、普通です。
Skilled Worker ビザを取得するために、Sponsorship License を、自分で申請することは、たとえ、それがうまくいっても、ホームオフィスの主旨とは違います。
あまりこうゆうケースが増えると、ホームオフィスは、対策を講じるかもしれません。
以前、英語のテストで、合格するために、代理人を立てて試験に合格したケースが相次いで起こって、認定する英語学校を少なくしたりして、かなり変更がありました。
申し訳ございませんが、そういう理由で、私はお手伝い出来ない、といった次第です。
イミグレーションは、社会の状況に合わせて、どんどん変わっていきますので、いつでも、お問い合わせ等を、お待ちしております。」
英語テストのケースは、それ自体が反則、違反なので、同じとは言い難いですが、ホームオフィスからすれば、意図するところとは違うビザ申請が続けば、なんらかの対応策も講じることになるかもしれません。