トーキング・セラピィ、ロンドン
サイコロジカル・セラピィ
Talking Therapy in Londonでのトーキング・セラピィは、ジークムント・フロイトやD.W.ウィニコット等が科学的、統計的に発展させた 「Psychodynamic Psychotherapy」と現在の主流である、時間枠を設定してゴールを考えるCognitive Behavioural TherapyやCognitive Analytic Therapyを統合させたセラピィです。
同じカウンセリング・ルームで、できるだけ毎週決まった時間にクライアントの話を聞く、「安心して話せる空間」を提供します。
サイコロジカル・カウンセリング、トーキング・セラピィの主体はクライアント本人。日ごろ口に出せない様々な感情、想いや経験を、全くの第三者であるカウンセラーに話すことで、見えていなかった自身の姿、気付いていなかった「繰り返し」に気づくかもしれない。カウンセラーは、クライアントの話から感じたこと、気付いたことを伝えますが、そこから先に進むかどうかを決めるのはクライアント本人です。カウンセラーは、常にクライアントをサポートします。
心理カウンセリングは時間がかかるかもしれません。また、クライアントの方の悩みが軽減されるかどうかは、カウンセラーには判りません。 自分を見つめることは、一歩を踏み出すことは一人では難しいかもしれない、悲しいかもしれない。
「集中して話を聞かれる」という経験は、普段の生活の中ではあまりないかもしれません。そのため、カウンセリングを受けている間や終了後に、心理的に疲労を感じることもあるでしょう。その道のりで、クライアントの話を聞くのが、サイコロジカル・カウンセラーです。
予約が完了してから、カウンセリング・セッションの前にどのような状況におかれているのか、日々の中で感じられていることを事前に知らせて頂ける方には、メイルを送って頂くことを勧めます。また、初回のカウンセリングの始めに、イギリス国内のサイコセラピィ/カウンセリングの場で使われている簡単なアセスメントをします。ただし、アセスメントに答える準備ができていないという方には、無理にということはしません。
向精神薬など服用している薬の副作用がある方は、薬を処方している医師と、トーキング・セラピィを受けることについて事前に必ず相談してください。また、服用している方には薬品名、および服用期間の履歴を伺います。
Koji MORIYA(守屋光嗣)。
イングランド、及びウェイルズでメンタル・ヘルスの現場で患者・クライアントを仕事をするために必要な犯罪歴調査、DBS(Disclosure and Barring Service)の審査合格、サーティフィケイトを保持。
2017年6月より、ロンドン南部、ワンズワース区のImproving Access to Psychological Therapies (IAPT)で、ファシリテイターとして参加。
2017年6月、Wolfson Institute of Preventive Medicine (Queen Mary University of London)で、「Mental Health:Psychological Therapies」のPost Graduate Diplomaを取得。
2016年12月から2017年6月まで、ロンドン郊外のLocked Rehabilitation Psychiatric Hospitalで、心理カウンセラーとして勤務。
心理学(PG Dip)、コミュニティ精神医療(PG Cert)、サイコダイナミック・カウンセリング(PG Dip)。HIV感染者への、メンタル・サポート・プロジェクトに参加。
英国心理学協会:The British Psychological Society(http://www.bps.org.uk)正会員(MBPsS, 126528)